2015年2月19日木曜日

世にも不可解なこと...



「 砂漠の中で、突然現れた!」

宇宙人の注射


この絵は、私にとってはアクション系で、珍しい

砂漠の中で、突然現れたのは、恐怖の白いバン!

狙いはダイルクロコダイル氏!
が、轢かれそうになったダイルクロコダイル氏を助けようと
突然現れたのは宇宙人!
危機一髪でダイルクロコダイル氏は、助かったのでございます。


砂漠を走る、白いバンはどこかの宅急便の車で
これはその会社の広告写真だったと思う。
なぜだか、これは私の気に入って、合成絵を創ることにした
でも、まさか宇宙人なんて考えてもいなかったので
宇宙人の突然の出現に驚いたのは
バンの運転手ばかりでなく
私もかなりビックリしたのでございます!




宇宙人、宇宙船、みたことある?


さて、ということで


今日は宇宙人の話だ!




と、実は、そんなこと言っても

私は宇宙船やまして宇宙人なんて
目撃したことはありません


ロマンティックな私は、
子供の頃から、宇宙人の存在を信じていたから
空を見上げて、宇宙船チェックの習慣は、あったのだけれど

私には、どうも彼等のテレパシーを感じることが出来ないみたい。


そんな私が体験した、面白いお話を今日は致しましょう...


*     *     *     *     *      *

1992年の春位だったかな?

次男が生まれて、彼がまだ数ヶ月の頃だったと思う。

その夜も、身体に傷など無いかをよくチェックしながら
お風呂に入れて、普通に寝かせました。
そして、いつものように、平和な一夜が過ぎ、朝になり
次男のおむつを取り替える時、私は彼の背中の腰あたりにその異物を発見しました。


それは、5mm間隔位あいた二つの小さな点でした。
その色は、青銅色というのか、青と緑とが混ざったような
なんとも鮮やかな、不思議な色でした。


その色自体は、別によくある不思議な色ではありません
だけど、それが身体に付いている、となると話は別

とても不思議な色でした


ちょっと、見るとかさぶたのようだった

けれど、かさぶただったら薄茶赤黒色系になるし...



いったい、これはなんだ?!



と、思った私はロマンチックですから


「 宇宙人がこっそりと、夜中にきて、セリン君の背中にソケットのようなカタチのモノで
 宇宙パワーを注射したのだわっ!やっぱり!この子は選ばれたのだわッ!」


そう思ったのです。


で、さっそく掛かり付けの病院の皮膚科に駆け込みました。




お世話になっている、いつもの女医さんは
セリン君の背中にある、不思議な色のものを何も言わないで

じーっと、視ていました



先生  「 昨日、悪いけれど、お兄ちゃんが何かいたづらしたとか、
     そんなことは無かった?」

私   「 ありませんでした」

先生  「夜中に泣かなかった?」

私   「とても静かに眠っていました」


という、会話をした後も、先生はじーっとセリン君の背中の二つの異物を視ていました。


そして

先生  「これ、かさぶたね 」

私   「えっ?先生、こんな色のかさぶたなんてあるのですか?それに、昨日の夜
     お風呂に入れた時には、まったく傷がなかったのに、そんな夜中に出来た
     ものが、もう治ってかさぶたになっちゃうのでしょうか??」

先生  「...」

私   「...先生、やっぱり、これ宇宙人が注射した傷跡ですね 」

先生  「ハッハッハッハッハッハッハ」




こうして、診察は終わって

診断は  {傷跡のかさぶた} ということになりました。



そして、本当に、数日経つと、その鮮やかな青緑色の不思議な{かさぶた}はぽろっと
取れて,取れた後には、まん丸い小さな二つの傷跡が残っていました。




それからというもの、ロマンチックな私は赤ちゃんの時から

セリン君にはいつも言い聞かせていました。


「セイン君は赤ちゃんの時に、宇宙人に宇宙のパワーを注射されたのだから
セリン君が大きくなったら、きっとその宇宙のパワーが使える様になるの。
だからそれを良いパワーとして使える準備をしながら生きていくのよ!」

しょっちゅう、そんなことを言い聞かせていて、セリン君は育っていきました。


そして、大きくなって高校生になったセリン君が、私に言いました


「ママがいつも話していた宇宙人の注射のこと、友達に言ったらバカにされた」


oh dear...  話しちゃったんだ!



でもねー、あれは絶対に、普通にある物ではなかった...

あ〜あ、かさぶた,とって置けば良かったな〜
せめて、写真だけでも撮っておけば良かったな〜



さて、その後、大人になったセリン君の様子は?


まったく普通〜
変わりなく過ごしています

宇宙のパワーが使えるスーパーマンにはなっていません


でもね、高校生の時に思ったこととはまた別に
私の言葉をほんの少し、どこかでちょっぴり信じているみたい


宇宙人の宇宙パワーが身体に入っている!
そして、いつか凄いエネルギーが飛び出して来る!


っていうこと...

なんか、ちょっと、こんなこと、信じたくなっちゃうでしょ???



そう、セリン君の背中には
今でも宇宙パワーが入った証拠のように

あの二つのまん丸い傷跡が残っているのでございます。



 














2015年2月17日火曜日

好きな世界を創るためにすることは、意外と簡単なのかも...



リフレームしちゃおう〜!




かつて、レイジーメイドがまだ普通の
おさぼりメイドとして、働いていた頃、この世界は
レイジーメイドの『夢の世界の出来事』でしかなかった。

しかし!

妖精になってからのレイジーメイドにとって
この世界は、現実で起こる 『日常的な出来事』になったのであります。




レイジーメイドの話になると、どうしても

レイジーメイドが普通の大きさだったおさぼりメード旧時代と
妖精になって、自由自在にどんな世界でも自分のものにしてしまう新時代
の説明書きをしなければならなくなってしまいますが
我慢して聴いて下さい。


『 レイジーメイド妖精になって戻って来た 』事件 を何度も書いてしまうのは

これが、私にとって、とても重大なことだったからです。




何度も言うようだけど、20年ぐらい続いていたものを、突然ひっくり返す
イメージを変える、リフレームするって、とても怖いこと。

だから、それが成功して、レイジーメイドが本来いるべき居心地のよい
世界に入れたことを考えると、私は何度でも同じことを書きたくなってしまう位
嬉しいことなのでございます!






印象を変える、イメージチェンジは
企業や、お店や、俳優などもする。

そして

「あら、変わったのね」と思いながらもふっと、気がつくと
いつの間にか、すっかりその新しいイメージが定着している。


イメージをかえることによって
色々な問題点を解決することが出来る様になるのだと思う。


レイジーメイドを創り出していく時の問題は

『レイジーメイドが自由では無かった』ということ

でも、これが、リフレームしたことで、私の中でスッキリとして
解決できた。




ヘアースタイルを変えることで
フレッシュにイメージチェンジが出来て
生き変わるチャンスを手にすることが出来るじゃない

カッコ良くなって、自信も付くし...

でも、髪の毛は伸びちゃうから、ほったらかしにしておいたら
元に戻ってしまう。

出だしのイメージチェンジには、お金や努力が必要
でも、それを定着させてしまえば、もう大丈夫!
髪が伸びたって、自信は失われない!


レイジーメイドのイメージチェンジには、お金は掛からなかった
けれど必要な物は、私の頭の中の変化

考え方を変えるっていうのは、意外と時間がかかるもの...



あ、でも、一瞬で変わることが出来る魔法も知っている...


こんな言葉を先日見つけた


脳は
現実とイメージの区別ができないので
外部刺激によって
プログラム化された
過去のイメージを「身体感覚」として
反応しているだけ...

なんだかよく判らないけれど



その時に想い出した言葉がこれ

脳は意外とバカで
筋肉の動き(外部刺激)に、素直に反応する


私は、随分前のことだけど、この言葉を試してみたことがあったの

とてもとても悲しい時、涙がどんどん出てくる時のことでした
その時に、鏡を観ながら口元だけ、ちょっと笑顔を作ったのです
するとどうでしょう、顔の筋肉が柔らかくなったせいか
悲しみが薄らいで、そのうち涙が出なくなって来て
もっと笑顔を作ると
私は、随分元気になったのであります!

そしてこれを、悲しくなる度にやっているうちに
私は、すっかり元気になっていたのでした。
悲しみを乗越える時間を
短縮することが出来たと思う。

同じことだけど、もう一つ

夜ベッドに入って、何かに怯えたり
心配になったりした時
真っ暗な部屋の中でベッドに横になりながら
ニコッ!と笑顔を作ります。

それでもう大丈夫!
気持はずっと穏やかになり
平和な気分でゆっくり休めます。



なんだか、今日は、あっちこっちへと脱線してしまって
支離滅裂ですが...

つまり、頭の中の筋肉や、顔の筋肉をうまくコントロールすれば
多分、なんでも自分で思う通りに世界は創り出せちゃう!


ということ...


でしょうか。











2015年2月16日月曜日

紅い珊瑚の置物






「まあ、なんと素晴らしいティーカップなのでしょう!」

うっとりと、この美しいティーカップに見とれているのは
ダイルクロコダイル氏だけではありません...


実は私がずっと欲しいと思っているティーカップなのです。

どういうわけか、私は紅い珊瑚がとても好きで、とても惹かれます。
それほど物欲は、ない私ですが

紅い珊瑚の置物だけは欲しくてたまりません!  

あの形と色! なんと、美しいのでしょう!!!



*** *  *    *       *         *            *                *                  *                      *      

先週末、土曜日の午後
ダイルクロコダイル氏の友人ショーンが、新しく家を改築したというので
テムズ川の南側、バタシースクエアーにある彼らの家を訪ねました。

これは、建築家のショーンが自分のために造った初めての家です。
150年ぐらい前まで、そこはパン工場だったそうで
地下室にはパンを焼いていた窯をそのまま残してありました。

大きくないビクトリアンテラスハウスでしたが、とても上手に改築されていて
なんとも居心地の良い家に仕上がっていました。


ショーンのセンスの良さと、人柄の良さが隅々までに現れている
素晴らしい家です。

今日集った10人のゲストのために
ショーンは一部屋づつ丁寧に説明をしていきました。

家のツアーが終わると明るいテラスに集り
ショーンのパートナーであるピーターが用意してくれた
美味しいカナッペと冷えたシャンパンで会話も弾み
とても楽しいひと時を過ごしました。

かつてパン工場だった
ショーンとピーターのチャーミングな家を辞したダイルクロコダイル氏は
気候も良く気持ちも高揚していたので
キングスロードまで散歩をして、そこからバスに乗って帰ることにしました。

日が随分高くなったので、夜の7時でもまだ昼間のような明るさです。
パブやカフェには、人が 溢れていました。

歩きながら、ダイルクロコダイル氏は ずっと同じことを思い続けていました。
それは、彼等の地下室の 小さなドアを開けて入る
遊びにあふれたゲスト用のパウダールームにあった

紅い珊瑚の置物です。

なんという、色と形でしょうか!

[ なにもかもが 自分にとってパーフェクトな形と色 ] である!

と言い切れる モノ に出会うことは それ程 ありませんが
あの珊瑚は久しぶりに見た

100%ダイルクロコダイル好みのモノでした。

それを所有したい、という気持ちが心の中にどんどん膨れ上がって
きてしまいました。

「 もし、私が泥棒だったら、今夜あの家にこっそり忍び込んで、
あの珊瑚を持ち出すに違いない…」

と、そんなことまで考えながら歩いている自分に苦笑してしまいました。

バス停にたどり着くと、運良くバスが丁度来たので飛び乗りました。

少しづつ暗くなっていくチェルシーの街を眺めながら、思うこと


それは、紅い珊瑚の置物... 


これから、ロンドンのあちこちを見て回り、私の紅い珊瑚を
見つけなければ!


と、思った時に思い出したのは、養母エリザベスの言葉

『ダイル、そんなに欲しいのね、でもね今は諦めないと
いつか時がきて、もしあなたにそれが本当に 必要になった時には
きっとそれがあなたのところに、来るものなのよ。
だから、今は諦めなさい」


これは、ダイルクロコダイル氏が、まだ9歳ぐらいの頃だったでしょうか?
バイオリンを習い始めてすぐの頃、友人が持っていた高級なバイオリンが
欲しくて欲しくて、学校から戻るとずっと ごねていた時に
エリザベスから優しくもぴしゃりと言われたことで
今でも、欲しがり屋の ダイルクロコダイル氏の頭の中で、響いています。

「 そうだ!私に必要な時、あれはやって来るのだ!」


そう、自分に言い聞かせながらも
ダイルクロコダイル氏は2階バスの一番前に座って
ちょっと難しい顔をしながら

ずっと、紅い珊瑚の置物のことを考えているのでした。



































2015年2月13日金曜日

こだわり


「レイジーメイド、江戸時代にトリップ」


良いことでもあり悪いことでもある...


上の絵は、ご覧の通りレイジーメイドの時空を越えての旅でございます。


レイジーメイドが妖精になってから
彼女を巡っての世界は広がり
抽象的な絵を一緒に描くことも出来る様になったし
こんな風に,江戸時代の絵師『喜多川歌麿』と
コラボレーションまで(勝手に)
出来る様になった!

これは、究極の遊びだ!


レイジーメイドが妖精になった、というよりもなによりも
デジタルペインティングが出来る様に
なったから、という方が、先なのでは?と思うでしょう

実際はそうなんだけれど...



でも、私の中では、やはりレイジーメイドが妖精にならなければ

このコラボレーションは、ありえないことだったの。


そうなのです、私は妖精になったレイジーメイドには
強いこだわりをもっているのです!





*    *    *    *    *    *    *



こだわる、というのはスタイルを持つということ



私が、こだわるものは?

筆、細かい絵を描く用の筆は、ずっと同じ会社のものを
使っている。使い始めはもちろんいいけれど
その毛の抜け具合がよくて、そこがこだわりの筆の意味かも
でも、ラフに描く時の筆にはあまり、こだわらないで
色々なものを使っている。


絵の具、発色を気にしてこだわりのものを使っている
ということはないかな


紙にはこだわる!何を描くかの時によって、違うのだけれど
でも、その時々で選ぶ紙には、凄くこだわる
とても高級な水彩用の紙にこだわるし、新聞紙のような安い紙を
その質感を求めて探しまわることもある。


食べ物、なるべく添加物の入っていないもの
これにはこだわる方かな〜
でもワインは別、とても美味しいオーガニックワインを
飲んだことがないから



家を選ぶ時には、そのエリア、建物の外観にこだわる
なんとなく楽しげな雰囲気が漂っていて、そこに暮らしたら
幸せになるだろうなーと、感じる所!


服?これは、それ程強い、こだわりはないかな...
あ、でも靴にはこだわる
履きやすくて質の良いものじゃないと買わない



バッグは、欲しいなー、と思う物はあるけれど
あまりこだわらずに、母から譲り受けたものとか
自分で作ったものなんかも使っているしね



旅先のホテル、これにはこだわる!
冒険旅行のような時には、そこにあるホテルで大丈夫だけれど
街やリゾートでのホテルは、気持ちのお部屋がイイ!
1日遊んだり、観光して疲れて帰って来た時に
早くあの部屋に戻ってゆっくりしたい!と
感じさせてくれる気持の良い部屋がいいなー
寝るだけだから、こだわらないという友人もいるけれど
これだけは、私はこだわってしまう!
変な部屋に泊まるのだったら
旅行に行かない方がいい...

なんて、思っている



おや、ちょっと、書いていて思ったのだけれど...


私、なんだか、世界を狭くしている?



こだわるって、スタイルを持つことで良いことだと
思っていたけれど...






それは『モノに固執する』ということでもある

つまり



何が飛び出すか、わからない
可能性を私は捨てている


ということでもあるのだ!




そういえば、若い時
今では、死んでも乗らない!と思っている飛行機、あの
アエロフロートが一番安かったから
それに乗ってパリへ行っていた
ホテルなんて、それこそ泊まれたらそれで良い!と
当然のように思っていたから
フィリピンではゴキブリが壁を歩いている部屋にも泊った


そうして私は自由に一人で
色々なところへ旅に出ていた...






頭をまた柔らかくして

こだわりを捨てて



私はもっと自由に生きなければ!


ふ〜



でもなー...

できるかなー???



ゴキブリのホテルはもう,嫌だけれど


でも、可能性をつぶすような、へんなこだわりだけは



捨てないとね!




































2015年2月12日木曜日

自由になりたい!


「おや?お茶会かい?」

頭の中にそびえ立つアイガー北壁



上の絵を描いた記憶がない。

多分、何を描いたら良いのかがわからない日に
「ちょっと適当に描いちゃおっ」
というとてもいいかげんな気持から出来た1枚。


思い入れもないし、とにかく何か描かなくちゃ!
という私の焦っている気持が絵に表れている、と思う。


こんな生き方をしてはいけない!






さて、そんな中途半端ないいかげんな私の醜い心が描いたこの絵が
それでもなんだかほんわかしているのは...

色かな?

パステルカラーを使うと、甘く柔らかいイメージになってしまうから





昔々その昔、私はパステルカラーしか使えない、という時代がありました。

パステルカラーといっても、それはちょっぴりひねった色でした。

原色を直接使うことがどうしても出来なかった私は
いつもチューブから色を出すと
肌色(今は絵の具の世界では禁止用語なのでペールオレンジ)や
黄土色を少し混ぜていました。

そうすると、どうでしょう、それは私が当時憧れていた

[ パリの色 ] になるのでございます。



何年か、その私の思うパリの色で、ずっと絵を描いていて

ある時、あっさりとその呪縛から溶けた私は
原色を自由に使える様になったのです。


どういうきっかけで、
そのパリの色から解放されたのか想い出せない


でも、原色を使い出した時に、感じた開放感は、覚えている。


ふ〜、これで一つ自由になった!






大変な仕事や試合、試験が終わると、開放感を味わう
病気や怪我が治ると、生きている喜びと、開放感で満ちあふれる
ダイエットや長時間の空の旅が終わった時にも感じる開放感

開放感をいつ感じるか、書き出したらどんどん出て来そうなので
ここで止めるけれど

私が [ パリの色 ] から解放されたのは、物理的な問題からの解放ではなく
精神的なもの

こっちの方はちょっとややっこしい

自分で、作った壁なんだから、それをただ壊せばいいのだけれど

でも、そうは簡単に壊れなくて、壊したと思っても、またそびえ立つ


相当厚くて高い壁を壊すには,凄い力が必要

くじけないぞ!という強い力と
それと毎日壊し続ける力



こういうちょっとややっこしい力が積み重なって
ついに壁を壊すことが出来るのだと思う。

その積み重なった力というのは、多分

自信


精神的な壁を壊すのに必要な 自信を得る というのは

スケジュールをたてて,計画通りに進ませられることは出来ないし
方法論もないし、道具もないから

凄く、厄介


でも、とにかく自分を信じて毎日壁を削っていくと

ある時、壁は壊れるのだと思うなー




でもね、やっと崩した壁を観て開放感に浸っていても
一夜明けてカーテンを開けると...

目の前には、見たこともないような高い高い
アルプス山脈のような壁がまたそびえている!

心や頭の中にある壁は、つぎつぎにやってくるのだ!


でも、それを一つづつ崩す度に、多分ちょっとづつ自信がついてくるのだと思う。




若い時のへんな色の呪縛からは、数年で解かれたけれど
私の前には凄い壁がずっと前からそびえ立っている!

色の壁の高さが2メートルで、あつさが3センチぐらいだったとしたら
こっちは、高さが数百メートル?厚さなんかどのぐらいあるのかわからない
そんな巨大な壁がドーンとそびえ立っている


それは、構図の壁


この壁を崩すことが出来たら
私は絵の世界で本当に自由になることが出来ると思う。
多分ね...



絵の中でその自由を謳歌する私を夢見ながら


そろそろ今日も、壁に挑みましょ!



























2015年2月11日水曜日

ダイルクロコダイル氏で、想い出したこと


懐かしいゲーム

アーサーズシートを目指してお散歩中のダイルクロコダイル氏






        ウィンドーショッピングを楽しむダイルクロコダイル氏 




この上の写真は、ダイルクロコダイル氏はどこだ?! 
ーシリーズ エジンバラ編ー

のために作った2枚。

デジタルペインティングを始めて
写真との合成に夢中になっていた頃のもの。


でも、これは続かなくて

シリーズといっても
この2枚で終わっちゃった。




[ウォーリーを探せ] [ダイルクロコダイル氏はどこだ?]
系も、好きだけど


私は、子供の頃から [ 間違い探し] が大好きだった!

本当によくやっていたから
結構上手いのだ!


今でも、好きで雑誌にそれを見つけると、仕事を忘れて夢中になってしまう。


以前私の好きなイギリスのインテリア雑誌
House&Garden誌にも連載があった

の だ が...

これはかなり難しくて、間違い探しには自信があった私は
とても悔しい思いをしながらも、途中でやめてしまうことが数回...

なんと言う屈辱



そうそう、パズル系も好き

いつものテーブルで、ジグゾーパズルを始めてしまったら
サア、大変! 

あるクリスマス休暇に、息子達とやった大きなサイズのジグゾーパズル

これを、ダイニングテーブルの上でつい始めてしまった。

あれは、どこでするか、をちゃんと考えておかないと
後で大変なことになってしまう。

そのパズルはかなり難しかったので、3人で夢中になってやっても
中々進まず、結果、私達は、それから数日そのダイニングテーブルを使うことが
出来なくなってしまったのです!

サイズが大きいと途中での移動は難しいから、
いつもは使わないテーブルを使って始めないとならないのよね

つい忘れてしまう。



ボードゲームもいいねー!

子供の時によくやっていたあの簡単なボードゲームが好き。

相手は両親、叔父伯母達、姉、従兄弟の男の子達
お正月の冬休みにいっぱいやった!


やっぱりこれは、家族が揃った時にするのには
うってつけの遊びなのだろうな

皆と楽しく遊べて、ワクワクドキドキと夢中になって
キャーキャー騒ぎながら

でもって、とってもゆっくりとした呑気な心地よい気分になれる。



そう、やっぱりね...


人生ゲームとかじゃなくて

ダイアモンドゲーム!




うわ〜、なんだか凄く遊びたくなっちゃった!
























2015年2月10日火曜日

見えてきた真実

レイジーメイドが見つけたイイ場所



レイジーメイドという,不思議なキャラクター



<レイジーメイドは、どこでも一番イイ場所を知っている>


これは、私がレイジーメイドの絵を描く時には
しっかりといつも頭の中に目立つように置く 言葉。


さて、今日は私がずっと不思議だ
と思っていた、レイジーメイドについてのお話




私が、率いる<呑気なキャラクターズ>の代表選手は

レイジーメイド、ダイルクロコダイル氏、デコボコ3人組、おじさん天使群、
他いくつか


彼等は、それぞれが驚く程違う性格で、世界感も違う

これは、世界七不思議の一つだ!




私の小さな頭から飛び出て来た彼等が
どうしてこうもそれぞれが、違うのか...


面白いことは、キャラクターを育てる時に色々なことを発見すること


時々彼等は新しい、私の知らなかった部分を出して来るから

「えー、そうだったのね!」
と、驚かされる。

まさしく、想像の世界から飛び出して来たキャラクターズは
生き物なのだと、思います。




さて。レイジーメイドは、[わからない] という点においては、特級クラス


とにかく、彼女はあまり喋らない!私に何も語ってくれない!


だから、レイジーメイドのお話を書くのには、かなり無理がある。



その真逆が、ダイルクロコダイル氏。
彼は、私に沢山語りかけてくれるから
ダイルのストーリーは、どんどん書ける。
そして、これもまた不思議なんだけれど
ダイルクロコダイル氏の時には、その映像が見えるから
それを追ってリポートするように、ストーリーが書ける。



でも、レイジーメイドは、違う!


彼女がどういう所の出身か?何歳ぐらいか?
どういう話し方をするのか?
どうして掃除が大嫌いなのにメイドの仕事をしているのか?
妖精になって私の元に、また戻って来たのはどういう訳なのか?


そう書き出してみて
ちょっと思ったことがある


もしかしたら...

レイジーメイドは、もともと普通の人間の大きさでは
なかったのかもしれない。
初期のレイジーメイドは動きが無かったし
中期のレイジーメイドには無理があった

想像の世界から降りて来てくれたレイジーメイドを
私は間違えて捉えてしまって、間違えて表現してしまったことから

レイジーメイドの間違った世界を何年も創り続けていたのかもしれない。

レイジーメイドが感じていた [違和感、苦しさ] は
私の知らない所で、つもりつもって
どんどん大きくなっていて、ついに

パーン!

レイジーメイドは、私の前から消えてしまった!




何年かして、突然妖精になって戻って来たのは

多分、私が変わったから

「島田カオルの所に戻っても、もう多分大丈夫」

と、レイジーメイドは思ってくれたのだと思う。


多分...




私には小さな妖精になってしまったレイジーメイドの声は
今でも聞こえない。
黒猫やクロウタドリといったいどんな話をしているのか

全くわからない。


でも、聞こえないけれど妖精になって戻って来たレイジーメイドは
とても、楽しそうで、活き々していると思う。

つまり、これは、多分

正しいレイジーメイドの姿、世界なのでしょう。


私は今度こそ、自信を持って
レイジーメイドの冒険に付いて回ってその姿を執らえていこう!


と、思っているのでございます。