巨人の子供
(長編?続き物語)
このお話は、ダイルクロコダイル氏が、
インダストリアルな場所で迷子になるところから始まりました。
この初めの1枚の絵を描き上げた時は、まさかこれから長いお話が続くなんて
私は夢にも思いませんでした。
でも、ただちょっと...
” なにかな〜??? 何かちょっと足りないな〜 "
と感じて、じーっと絵を眺めていたのは、覚えています。
そして
そして
ふっと、思いついたのです。
それは、
イギリスの地下鉄の駅でよく見る、黒地に黄色い文字の
WAY OUT
そして、このサインを描き足しました。
そのとたん!!!
そのとたん!!!
なんと、長い長いお話が独りでに始まってしまったのです。
お話は、もの凄くヘンテコなもので...
(私は、意味のない、なんで???って思うような、お話を作るのが好きなのです!)
ダイルクロコダイル氏がそのサインに沿って進んで行くうちに、巨人の子供と出会って、彼に助けられるんだけれど、でも、結局、WAY OUTのサインを置いて、ダイルクロコダイル氏をコントロールしていたのは、その巨人の子供だった、で、ダイルクロコダイル氏は無事に家に戻って、ゆっくりとお風呂に浸かってホッとする。で、次の日その話を散歩中にバッタリ出会ってしまったホランドパーク1おしゃべりなダイルクロコダイル氏の友達のクジャク夫人に話したら、彼女もその巨人の子供をしっている!と、言いだし、得意げに、彼女のもっともっと美しかった,若かりし日々の冒険話、恋愛話...(そしてやっと)巨人の子供との出会い...というふうに、クジャク夫人の長い長いあまり聴きたくなかった長い長い経験談が続いていきました...
ま、お話は、別に、どうでもいいのです。
今日の話題は、文字からインスパイアーされる、という事。
それは、一文字であったり、二文字,三文字、
またはワンラインであったりするのだけれど
私が、一番絵を描きたくなる衝動を受けるのは、
文字、文章からなのです。
写真をみて、というのももちろんあるのだけれど、
写真からインスパイアーされる時は、もっと直接な加工篇
でも,文字からの時は、私の頭の中でちょっと加工されて飛び出してくるカンジかな?
とにかく、私の小さな脳を一番刺激するのは、言葉!
その一文字が、思っても見なかったような、
とんでもないへんてこりんな世界を創り出す!
文字と絵の関係は
とても面白い遊び仲間なのでありました!
じゃ、また明日ね!
カオル
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