2015年2月27日金曜日

行ってみたり,やってみたりしないと判らない


「意外と優しかった羊のおばさんとゴリラのおじさんの想い出」


思っていたよりも良かったじゃない!



なんか、へんなこの絵をいつ描いのか?もう覚えていない。
まして、どうしてこんな絵を描いたのか?
なんて全く覚えていない。

でもなんだかこのゴリラと羊とダイルクロコダイル氏が
可笑しくて、よく見たらドラマがありそうで、ちょっと面白いかな?


多分、あまり好きではない羊のおばさんとゴリラのおじさんのお家に
招待されて、あまり乗る気じゃなかったけれど行ってみたら

意外と、楽しかった。

そんなダイルクロコダイル氏のストーリーの一つかもしれない。




そういうことは、確かにあるじゃない?
うん、結構あるかも。

あまり行きたくなくて、行ってみたらやっぱり面白くなかった

そんな時は、
「あー、時間の無駄だった!」
と、思ってしまうけれど


その反対の場合だと
期待していなかった分、凄く嬉しくなる。


たとえばゴルフ。
私は、凄く下手なんだけれど、とても好き
でも、このスポーツはやってみるまでは
絶対に面白くないだろう、私のタイプじゃないだろう
と信じきっていた一つ。
半強制的にやらされて、始めたゴルフでした。

「あ〜、良かった!」ニコニコ...


それから、最近引っ越して来た、東側ロンドンにも、同じようなことが言える。

チェルシー地区の緑多いホランドパークから、イーストエンドに
変えるのは、ちょっと勇気も必要だったけれど、訳あって
住んでみたら、なんだか気持が若くなったみたい!
そして、最近のヒップなロンドンの面白さを知る様になって
生活にワクワク感が増した。


去年の10月に行ったスコットランドは
行く前の天気予報は、なんと3日間ずっと雨!
それがピッタリ当たり,風も強いし雨の量もかなりの嵐になりました。

とにかく、そんな予報だったので、
あまり行きたくない...

でも、どうしても行かなければならない用事もあったので、行きました。

「そんなモノに、お金使いたくない!買いたくない!」

と思ったウォータープルーフパンツもグラスゴーの登山専門店で買い足して
ハイランドへ向けて出発です。

だけどね、行ってみたらちょっと面白かった。

遠くからみると、まるで山が汗をかいている様に
あちこちから、雨が滝になって流れているの。
スコットランドの山は木がなく、岩肌が見えているので
降水量が多いと、それはすぐに滝になるのです。

なんども、ハイランドへ行って、
山から流れる白い筋のような滝はよく見て知っていたけれど
あんなに沢山の滝が、あんなに凄い量の水が
流れて来るのを見るのは初めてだった。

海に注がれる滝を断崖絶壁の上から観たときには、
引き込まれそうに怖かった。
飛ばされそうな風の強さ、水の音と量は半端じゃなかった!
よくも、滝壺に落ちずにすんだものだ...

そうそう、それとダムにも行ったのだけれど
そこのダムの水の放出量がなんともまたまた滝とは
違って凄かった
人工的な巨大構造物から爆発的な勢いで放出される大量の水を
観ていたら、大自然が生み出す滝の怖さとは違う
なんだかとても悲しい怖さを感じてしまった。


とにかく、この旅行
最悪天候の中のハイランド(スコットランド山岳地方)だからこそ
観ることが出来た景色だったし、なによりも
今までで一番怖い思いが出来たのだ!

数日前にアップした、コットランド紀行の中で書いたけれど
私がハイランドに求めるものは、その恐怖感覚だから
そう思うと、この旅は、今までで最高の一つだったのではないかしら?

この旅には、嫌々行ったのだったけれども
結局は行ってみて、とても良かった!
大正解だったのであります。



それからこの絵と同じようだけれど、

忙しくて、出来ればパスしたい
と思っていたパーティーに顔を出してみたら
そこでとても面白い人に出会うことができた!
そしてその後、その人とは
仕事を一緒にするまでにもなった。

なんて、いうことが以前に、ありました。

あっ、そういえば、随分昔のことだけれど
嫌々行ったパーティーで
私の運命を変える人との出会いがあったじゃない!
...今思い出した。



思ったよりもよかった!楽しかった!美味しかった!行ってよかった!
観て良かったー!やってみてよかった!




っていうことは、日常生活の中に沢山転がっている。

ちょっと面倒だから...ってすぐに思ってしまう
めんどくさがりやさん大将の私は

今までの人生でどれだけ損をしていたか!



「よーし!わかった!これからはどんどん行くぞ〜」


なーんて、思うんだけれど...


あの風と雨の強かったハイランドへもう一度
自分からすすんで行く?

「えー、めんどくさい〜、雨と泥でグチャグチャに濡れるのやだし、寒いし...」

って、私は絶対に言ってしまう。



誰かに、強制されて、しょうがなくついて行く...


それは、私にとっての、ポイントなのかもしれません。



私を引っ張り出してくれる人達に、感謝します。














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